ちゅーピーカルチャーセンター

ちゅーピーカルチャーセンターは2011年4月西条中央通りにオープン、一帯の文化ゾーンの形成に貢献しました。広大マスターズはちゅーピーカルチャーセンター(東広島)の要請を受けて、平成25年(2013年)から講座の一部に講師を派遣しています。2018年10月に、現在の寺家に移りました。2020年から世界的なコロナ・パンデミックの災禍に巻き込まれ、教室を開けない時期もありました。そこをも耐え抜いた歴史をもっています。今では新興の寺家地区における文化のセンター的役割を果たしています。

レギュラー講座(3ヶ月1クール)

2023年度後期(2講師派遣)
難波平人 会員「水彩・油絵」(毎月第1金曜日)
金田晉 会員「世界の近代美術をたのしく学ぶ」(毎月第2・第4金曜日)

難波教室は受講者10名(2月末現在)。受講生は実技を学び、作品制作に励んでいます。今期は4月20日から約1週間、難波会員の別の教室の受講生と一緒に芸術文化ホール・くららで作品展示会を開きます。金田教室は、「近代美術」の枠をこえて、芸術諸ジャンルの世界を広く学んでいます。受講者は20代から80代まで、広島、廿日市、三原からも通ってきます。13名(2月末現在)、3カ月1クールで、美術館での鑑賞会が組み込まれています。今期10月は東広島市立美術館の「古代エジプト美術展」を、3月は同館の「民藝」展の団体鑑賞をしました。当美術館の担当学芸員から詳しい解説を受けました。

2023年度前期(2講師派遣)
難波平人 会員「水彩・油絵」(毎月第 1 金曜日)
金田晉 会員「世界の近代美術を楽しく学ぶ」(毎月第 2・第 4 金曜日)

難波クラスは受講者 11 名(7月末現在)。描いた作品は、難波会員主宰の市民講座と共同でくららのギャラリーの展覧会に出品。金田クラスは受講者 12 名 (7月末現在)。受講者のうちには広島市や三原市からの常連もおられますが、今クールから佐伯区五日市からも参加。春と夏それぞれ、ひろしま美術館で開かれた19世紀フランス風景画展とピカソ展を団体鑑賞し、同館の古谷可由学芸部長から別室で詳しい解説を受け、質疑を愉しみました。

2022年度後期(2講師派遣)
難波平人 会員「水彩・油絵」(毎月第1金曜日)
金田晉 会員「世界の近代美術を楽しく学ぶ」(毎月第2・第4金曜日)

難波教室は受講者 12 名(2月末現在)、前期と変わらず、堅調です。金田教室は登録者 12 名 (2月末現在)。寒波のあおりを受けて、広島市内から参加の3名は1-3月休学しました。4月から全員参加を期待しています。同教室では東広島市はじめて観られるヨーロッパ近代名画の特別展「近代西洋美術の巨匠たち」(市立美術館)があり、受講生は団体鑑賞し,鑑賞後別室で松田弘館長から特別解説を受けました。

2022年度前期(2講師派遣)
難波平人会員の「水彩・油絵」(毎月・第 1 金曜日)
金田晉会員の「美術の世界」(毎月第 2・第 4 金曜日)

難波教室は受講者12 名(6月末現在)で、多くの受講者は、難波会員がほぼ毎年開いている東広島市教育委員会主催市民講座「東広島を楽しくスケッチしよう」の作品展(於くらら市民ギャラリー)にも、出展しています。金田教室は受講者14名(6月末現在)。東広島市民だけでなく、広島市から 5 名、三原市から1名が毎回参加。6月末には、ひろしま美術館特別展「風景画のはじまりコローから印象派へ」を団体鑑賞し、鑑賞後別室で古谷可由同館学芸部長から特別解説を受けました。

2021年度後期(2講師派遣)
難波平人 会員「水彩・油絵」(毎月第1金曜日)
金田晉 会員「美術の世界」(毎月第2・第4金曜日)

難波教室は受講者が 3 月末 12 人となりました(去年 4 月、 9 人)。難波会員が別に、ほぼ毎年行ってきた市民講座「東広島を楽しくスケッチしよう」(作品展開催、於くらら市民ギャラリー)の熱気ともつながっているようです。金田教室も当初受講生 3 人だったのですが、今年 3 月現在 13 名。東広島市民だけでなく、広島市から 5 人、 三原市から1人が毎回出席。作家や美術館学芸員らとの交流も盛んです。文化の求心力と言いたい。ちゅーピーセンターでは人気講座として評判です。

2021年度前期(2講師派遣)
難波平人 会員「水彩・油絵」(毎月第1金曜日)
金田晉 会員「近代美術の世界」(毎月第2・第4金曜日)

2021年度 4 月から予定通り開講している。コロナ感染下の前年度の経験を生かし、入口では消毒薬で手洗い、マスクは 着用 。 大きい教室を使い、テーブル、座席の配置も受講生の三密を避けるよう、工夫している。

レギュラー講座(2013~2020)

ちゅーピー東広島大学
「広大マスターズ教養講座」

2018
(H30)
第1話(1月20日)「地球環境にやさしいバイオプラスチックの開発」(白浜博幸)/第2話(2月10日)「食用クラゲと有毒クラゲ」(上 真一)/第3話(3月10日)「広島空港誕生と将来像」(菅川健二)/第4話(4月14日)「バランス保持・転倒回避の運動学」(渡部和彦)/第5話(5月12日)「素粒子を見る」(遠藤一太)/第6話(6月9日)「書の世界」(牟田泰三)/第7話(7月14日)「中国語の世界」(小川泰生)/第8話(8月18日)「哲学する」って、どういうこと?(早瀬宗光)/第9話(9月8日)「数学が開く多様な図形認識」(今岡光範)/第10話(10月20日)「日本の発酵食品と健康」(加藤範久)/第11話(11月10日)「政・官」関係:歴史と課題(川﨑信文)/第12話(12月8日)「土の中の微生物とその働き」(河野憲治) (ポスター
2017
(H29)
1月21日(土)「生涯学習社会におけるアクティブラーニングの可能性」(有本章)/2月18日(土)「家畜の解剖」(岡本敏一)/3月11日(土)「これからのエネルギーを考える」(藤井博信)/4月8日(土)「憲法とは?17世紀イギリスの憲法論議」(友田卓爾)/5月13日(土)「身近な免疫学」(松田治男)/6月10日(土)「建築家丹下健三とヒロシマ」(杉本俊多)/7月8日(土)「迫られる未来への選択―遺伝子組み換え食品」(室岡義勝)/8月19日(土)「生物活性物質の探求」(深宮齊彦)/9月9日(土)「物理学とは何だろう」(宇田川眞行)/10月21日(土)「地球資源の近未来」(福岡正人)/11月11日(土)「国際協力の過去・現在・未来」(池田秀雄)/12月 9日(土)「グローバル化と英語教育、そして子どもたち」(三浦省五)
ポスター
2016(1) 「暮らしを支える”土”」(河野憲治)
(2) 「生態系の成り立ちと未来」(池上 晉)
(3) 「ヒトの一生: 遺伝と環境」(角谷哲司)
(4) 「国際政治と平和を考える」(岩田賢司)
(5) 「生物多様性と環境」(山本義雄)
(6) 「水産分野における国際協力」(中川平介)
(7) 「トリスタンとイズー物語」にみる愛(原野 昇)
(8) 「ハワイへの広島移民」(山代宏道)
(9) 「豊潮丸の乗船体験に基づいた海域実習と
     韓国寄港について」(郷 秋雄)
(10) 「聖書」の中の男女の愛―トマス・アクィナス
    による幻の「雅歌注解」を心に―(水田英実)
(11) 「世界き裂発見の旅」(中佐啓治郎)
(12) 「食品機能の科学」(太田安英)
2015
(H27)
(1月17日)「身近な食品のはてな?」  (鈴木寛一)
(2月14日)「地球環境異変に備える暮らし方」
                  (安藤忠男)
(3月14日)「無線のなぜなぜ~カラーテレビの色構成~」
                  (井上宜邦)
(4月11日)「ドレミの科学」(小方 厚)
(5月16日)「集団と個人の影響力」(黒川正流)
(6月13日)「磁場の科学~磁場の不思議な科学~」
                  (谷本能文)
(7月11日)「宇宙には始まりがあった
     ~素粒子・ビッグバン~」 (松田正典)
(8月18日)「暮らしの中の香り」 (平田敏文)
(9月12日)「身近な繊維のはなし」(高田忠彦)
(10月10日)「健康づくりとウォーキング
     ~理論と実際~」     (渡部和彦)
(11月14日)「人間関係へのパワーアップ」(岩村 聡)
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