広島大学マスターズ入会のご案内
広島大学教・職員で、退職後も東広島市およびその周辺地域に生活の拠点を置くOB・OGの方々が年々増加しています。2006年(平成18年)12月、地元東広島市の文化および地域の活性化に協力してほしいとの、各方面からの要望にお応えするために、教・職員OB・OGが相集い、「広島大学マスターズ」(通称「広大マスターズ」)を結成しました。2016年(平成28年)11月に創立10周年記念シンポジウムを開催し、2017年(平成29年)3月には、記念誌を発行しました。 会の名称である「広島大学マスターズ」は、広島大学教・職員のOB・OGとしての自負と気概を込め、この名称にしました。
本会の基本的活動の指針は次の3点です。
1)学園都市東広島市のまちづくりに協力すること。
2)広島大学が行うさまざまな教育・文化事業を支援すること。
3)会員相互の親睦・交流を深め、会員の健康、体力維持・増進を支援すること。
1)に関しては、東広島市の生涯学習事業に参画し、毎年市民講座等を開催しています。テーマは、健康、情報、食品、運動、芸術、歴史、科学、工学等と多岐にわたります。子どもたちを対象にした「ちびっ子講座」も人気企画です。広大マスターズならではの「語学講座」もなかなかの人気です。また、東広島市への協力ではないものの、地域連携の一環として、2019年(令和元年)に広島市内にある広島大学東千田キャンパス会場でスタートした「広島リカレント学院」(一般社団法人)に講師を派遣しています。
2)に関しては、広島大学の教養教育「平和科目」に授業科目を提供しています。また留学生教育にも積極的に関わり、講義等にスタッフを派遣しています。
3)に関しては、会員同士の交流を第一とし、個人では見学が難しい、史跡、企業・工場、名所の訪問、文化財の鑑賞などを行います。また、健康づくりウオーキングや「酒まつり」初日の懇親会、年次総会と懇親会など、会員同士の交流もすっかり定着しています。
これらの活動の詳細は、ホームページ(https://masters.hiroshima-u.ac.jp)に掲載されています。ぜひご覧ください(広大マスターズで検索してください)。
正会員は、原則として東広島市およびその周辺地域在住の元広島大学教・職員OB・OGで、常勤、非常勤、年齢を問いません。現在正会員は93名です。広島大学の全部局からの参加を得ています。また東広島市長、広島大学学長には、本会の顧問を引き受けていただいています。また、会の事業の発展のために、広島大学、東広島市、財界の方々にも協力会員になっていただいています。本広大マスターズの設立後、広島市およびその周辺の在住者を中心とした、同趣旨の「広島大学マスターズ広島」が結成されました。両広大マスターズは組織的には独立していますが、必要に応じて相互に協力関係にあります。
年1回総会を開催し会の活動の総括と基本計画を決定します。総会で選ばれた19名の幹事(任期2年)が会の運営に当たります。2名の監査が会の財務をチェックします。
広報活動は、ホームページ、「広島大学マスターズ通信」など随時発行しています。主催事業は、講演会やシンポジウム等(市民フォーラム「学園都市・東広島の近未来を語ろう」)を行っています。2014年(平成26年)には、各講座の受講者による、「広大マスターズ友の会」が発足し、広大マスターズとの組織的連携・交流を行っています。「地域と共に学びの場を拓く」のマスターズの目標は、着実に実現しつつあります。
会の事業は、今後一層充実かつ多様になりますので、特に事務職の方の入会・ご協力を是非お願い致したく存じます。 全国の大学の中でも、大変ユニークなボランティアの組織です。互いの豊かな交流と共に、それぞれの立場で、無理のない程度の地域貢献にご賛同いただければ幸いです。大学退職後、特任教授等で勤務を継続される方もおありと思います。任期中でも一向に差し支えありませんので、是非会員に加わって頂きたく、ご案内申し上げます。
代表幹事 谷本能文(2024年4月)
本会に入会を希望される方には、「入会の手続き」をお送りします。