事業活動報告(2011年度)

2011(平成23)年度事業活動報告

1.総会の開催

2011.6.4 第6回総会を開催した(サンスクエア東広島3階会議室)。

2.例会の開催

第10回例会(2011.8.31):長善寺と竹鶴酒造(いずれも竹原市)の見学。会員および広島大学マスターズ広島の会員合わせて13名が参加した。

第11回例会(第1回広島大学マスターズ・ウォーキングの会)(2011.9.23):「二神山コース」、会員、市民合わせて17名が参加した。

3.懇親会の開催

2011.6.4 第6回総会の後(水軍の郷、22名)

2011.10.8 酒まつり(ふく政、17名)

4.幹事会の開催

6回の幹事会を開催した(5/9, 7/11. 9/29, 11/21, 1/30, 3/12)。

5.「広島大学マスターズ通信」の発行 

第19 号(2011. 5.2)、 第20号(2011.7.29)、第21 号(2012.1.15)

6.インターネットによる広報活動

「会員版」ホームページ担当に新たに平田敏文が就任し、太田安英担当の「瓦版」との分担を明確にし、両版とも頻繁に更新を行った。また市民講座の募集に東広島市「市民活動情報サイト」やツイッターを利用し、会員の交流にはフェイスブックを試行した。

7.市民講座の開催

東広島市教育委員会主催・広島大学マスターズ共催で、以下の4つの講座を実施した。

(1) 「はじめてのフランス語」(原野昇)6/13, 6/27, 7/11, 7/25

(2) 「身のまわりの化学」(平田敏文、三吉克彦、深宮齊彦、谷本能文)
   7/30, 8/6, 8/20, 8/27

(3) 「ヨーロッパの昔と今―酒からみる―」(山代宏道、原野昇、水田英実、岡崎忠弘) 8/22,8/29, 9/5, 9/12

(4) 「旅のフランス語」(原野昇)2012, 1/16, 1/30, 2/13, 2/27

 なお、予定していた「親子で楽しむ龍王島探検」は、応募者不足で中止した。

8.出前講座へのプログラム提供

 東広島市生涯学習まちづくり出前講座に以下の14メニューを提供した。

「地球温暖化と私たちのくらし」(安藤忠男)、「カーボン・ダイエット実践法〜地球にやさしい暮らし方〜」(安藤忠男)、「ドレミの科学」(小方厚)、「東広島市の大地」(沖村雄二)、「美術と生活」(金田晉)、「水産物最近の話題」(中川平介)、「世界の美術紀行」(難波平人)、「親と子の健康づくり教室」(西村清巳)、「竹トンボ教室」(西村清巳)、「どんぐり教室」(西村清巳)、「世界のなかのフランス語」(原野昇)、「香りの科学」(平田敏文)、「生物多様性と環境問題」(山本義雄)、「わたなべ博士の健康・スポーツセミナー:『実践ウォーキング入門』」(渡部和彦)

9.出前講座の実施

 西村清巳「どんぐり教室」(2011.5.16、安芸津生涯学習センター)

 平田敏文「香りの科学」(2011.9.30、河内地域センター)

10. 出張授業の実施

宗岡洋二郎「黒瀬川と仲良くなろう」(2011.9.1、寺西小学校4年生)

11.広島大学教養教育「平和科目」への参画

広島大学が平成23年度から全学生を対象に開講した「平和科目」(選択必修)に、「平和と人間A」(前期)および「平和と人間B」(後期)の2科目4単位を提供し、会員15名と「広島大学マスターズ広島」の会員1名が、延べ32回の講義を担当した。

・「平和と人間A-環境と生物の未来へ-」(前期)

「平和と哲学-カントと平和の哲学」(金田晉)、「広島投下の原子爆弾の威力とその後の核兵器の開発」(松田正典)、「広島で被爆して平和を考える」(植木研介)、「近代産業と平和―英国資本主義とクェイカー教徒―」(友田卓爾)、「地球環境の変貌」(安藤忠男)、「30年後の地球環境」(安藤忠男)、「生物多様性」(山本義雄)、「石油代替エネルギーと環境」(鈴木寛一)、「水産資源の国際問題」(中川平介)、「バイオテクノロジーの歴史と最新技術」(平田敏文)、「次世代のバイオテクノロジー」(平田敏文)、「感染症と危機管理」(松田治男)、「平和と国際経済学」(佐野進策)、「平和の哲学―現代の諸問題と哲学の視点」(金田晉)

・「平和と人間B-人間と文化の未来へ-」(後期)

「平和と哲学-カントと平和の哲学」(金田晉)、「広島投下の原子爆弾の威力とその後の核兵器の開発」(松田正典)、「広島で被爆して平和を考える」(植木研介)、「近代産業と平和―英国資本主義とクェイカー教徒-」(友田卓爾)、「環境から見た人類の生長とその限界」(安藤忠男)、「バイオテクノロジーと食の安全」(池上晋)、「バイオテクノロジーと生物多様性」(池上晋)、「戦争と倫理」(水田英実)、「戦争と人間―比治山に眠るフランス兵士の墓」(原野昇)、「戦争と人間―広島のアメリカ移民の歴史」(山代宏道)、「平和と美術」(難波平人)、「平和とスポーツ―祭典とオリンピック」(渡部和彦)、「平和と国際経済学」(佐野進策)、「平和の哲学―現代の諸問題と哲学の視点」(金田晉)

12.広島大学の短期研修講座に参画

広島大学が主催する留学生のための短期研修講座「冬季日本語・日本文化特別研修」に、昨年度に続いて参画し、「日本事情」4コマを担当した。

「日本の環境問題」(2012,2/7,安藤忠男)、「暮らしのなかの無線」(2/11,井上宣邦)、「日本のスポーツサイエンス」(2/14,渡部和彦)、「日本の絵画―絵巻物の世界」(2/17,金田晋)

13. 広島大学留学生への予備教育の実施

広島大学で、平成23年度日韓共同理工系学部留学生事業による韓国留学生(広島大学の理工系学部に入学予定)のための予備教育がスタートしたのにともない、理科科目(数学・物理・化学・生物の4科目)の予備教育を「広島大学マスターズ」と「広島大学マスターズ広島」が協力して引き受けることになり、数学(水田義弘)と化学(平田敏文)を「広島大学マスターズ」が担当し、2011年10月から2012年2月まで、10週(各科目について週1回90分)実施した。

14.TSS文化大学への協力

テレビ新広島(TSS)が実施しているTSS文化大学一般教養講座(学問の散歩道シリーズ)に、会員11名を講師として派遣した。

  「万葉の植物たち」(西村清己)、「やさしい経済学:人間と経済」(佐野進策)、「くらしの中の無線」(井上宣邦)、「エネルギーと環境」(菊池義弘)、「法然と親鸞」(松田正典)、「百人一首の愉しみ方」(西川恭治)、「三国志:南京見聞記」(小尾孟夫)、「生命を活性化する物質」(平田敏文)、「中・高年の健康保持と運動実践」(渡部和彦)、「分子の世界」(塩谷優)、「ドレミの科学」(小方厚)

15懸賞論文の審査担当

東広島市「学園都市づくり交流会議」が主催する「地域課題研究懸賞論文」の審査を、幹事若干名が担当した。

16.その他

2011.6.20 東広島市生涯学習システム運営協議会幹事会に原野昇幹事が出席した。

2011.11.24「広島大学マスターズ」が広島大学学長表彰を受けた。